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『てんびんばかり』


2006年2月3日、2月17日、2007年10月27日、11月9日に書きました
 『てんびんばかり』 です。
https://www.dailymotion.com/video/x5diqsm
歌詞は、
http://music.j-total.net/data/006ka/009_kawashima_eigo/015.html
に、書かれています。

本来は非常に長い唄で、上記HPの歌詞は抜粋版?です。

「真実はひとつなのか・・・・」

で、始まります。
世の中、常識と思っていることが、本当に正しいのか?
問い正しているように、聴こえます。
「偉い人は僕を叱るけど
その自身は何処からくるんだろう
でももしも僕が偉くなったら
やっぱり僕も誰かを叱るだろう」


実際に、英五さんが偉くなり、
どうだったのだろうか?
とずっと考えていました。
英五さんの追悼番組「父 河島英五 歌と家族と・・・」の中で、
長女あみるさんが
「父は、親やから正しい、子供やから間違っているという
考え方はしなかった」と言われていました。
子を育てる時に、この考え方は理想で、
どうしても、親の考えが正しいのだと説得しようとします。
なかなか子供からこのように言ってもらえる子育ては難しいと
私は実感していました。
会社であれば、「上司は正しい、部下は間違っている」
ということを言わない。
あみるさんのコメントを聴いて、
実際には、英五さんは「偉くなっても叱らなかった」のだと
考えます。
つまり、英五さんの場合は「叱る」のではなく、
それは「アドバイスをする」だった
のだと思います。

本来、多数決が正しいとは限らない。
世の中、常識と思っていることが、
本当に正しいのか?
この『てんびんばかり』は、
大変好きで、また、大変長いので、
また、別の日にも書きたいと思います。
ということで、『てんびんばかり』Vol.1です。


2006年2月3日に『てんびんばかり』Vol.1を書きましたが、
もう少し『てんびんばかり』を考えたいと思います。
轟 拳一狼さんが、『てんびんばかり』Vo.1で、下記のようにコメントされました。
「この曲、結局答えを出さないまま終わります。
それはそのまま英五さんの悩み・苦しみをあらわすとともに、
人間とは悩み苦しむものだという「真実」をあぶりだしている気がします。」
なるほどって、思いました。私も悩んでいる時に、
この唄に引きつけられます。
『てんびんばかり』の歌詞で、

「てんびんばかりは重たいほうに傾くに
決まっているじゃないかい
どちらも もう一方より重たいくせに
どちらへも傾かないなんておかしいよ」


詩人、英五さんの面白い表現です。
天秤だから、同じ重さであれば、
どちらにも傾かないのですが、
英五さんは
「どちらも もう一方より重たい」

といっています。
つまり、ある時は左、ある時は右が重たいということで、
ひとつの事柄で、場合によっては重さが違うということだと思います。
だから、真実はひとつではないわけです。
大人や上司が「こうやんか」「こうなんだ」って、
いうことが本当に正しいのか、
よく考えようということです。
おそらく英五さんが学生の時に書かれた唄だと思います。
しかし、英五さんが歌手デビューし、ヒットして、
ライブ「てんびんばかり」を開催した1977年~1978年には、
英五さんは25歳前後でした。
その時点では、もうすでに、
アルバム「信望」「運命」「人類」を出しており、
私がここで取り上げた
『人間の祖先』2006年2月10日
など、大人としての考えを唄にされています。
英五さんがライブ「てんびんばかり」をやっている時に、
「旅立つお前に」や「石仏」の歌う前後に、
社会問題に触れ、大人としてのコメントを
会場に訴えています。
つまり、英五さんは悩む若者に何か唄でヒントを与えようとしていたと
感じています。
だから、英五さんの唄は総合的に味わえると思います。
『てんびんばかり』に似たタイプに『何かいいことないかな』が
あります。個々に聞いていると悩んでいるだけなのですが、
その答えは英五さんの唄のどれかにあります。
今までに紹介した
『忘れもの』2005年12月5日
『旅からの便り』2005年12月29日
『元気だしてゆこう』2006年1月3日
『出発』2006年1月5日
『水瓶の唄』2006年1月9日
『仁醒』2006年1月18日
『太陽の島』2006年1月29日
『人間の祖先』2006年2月10日
にもヒントがあると思います。

2007年10月27日分

河島英五さんの『てんびんばかり』の歌詞は、
http://music.j-total.net/data/006ka/009_kawashima_eigo/015.htmlに、書かれていますが、そこにはない歌詞があります。

「いつまでも僕等、子供じゃないと
口をとがらせる、若者達
私達だって、生まれた時から
大人だった、訳じゃないさ

そんなふうに言われて始めて
おやじ達の、青春の時を思い
淋しさ知ったその日から
子供は、大人になりました♪」

親子の会話、なんかいいなあ~
いまどき、こんな単純に子供は
大人にならないかもしれないが、
なんかいいなあ~


2007年11月9日分

河島英五さんの『てんびんばかり』は、
長い長い歌詞で、いろいろなパターンがあります。

ドダドバさんの掲示板
http://dobadoba.black.coocan.jp/?t_id=387
に、少し違った『てんびんばかり』が
載っていました。

「国と国とが争わなければ
平和にならないのだろうか、
同じようにビートルズを
口ずさんでる若者同士が
血を流し合って♪ 」

ここでも、河島英五さんは“平和”を願って唄っています。
「Fans of Kawashima Eigo」
海外の河島英五さんのファンの会

https://www.facebook.com/FansOfKawashimaEigoOfficial/?fref=nf
(今は、リンクしていると思います)
があります。
この「Fans of Kawashima Eigo」で、世界の人々が英五さんの唄を口ずさみ、世界が平和になったら、嬉しいです。



2011年7月19日
「偉い人は僕を叱るけど
その自身は何処からくるんだろう
でももしも僕が偉くなったら
やっぱり僕も誰かを叱るだろう」


実際に、河島英五さんが偉くなり、どうだったのだろうか?
とずっと考えていました。
先日のあらい舞さんのライブで、あらい舞さんは叱られたと言われていましたが、元マネージャーの原さんは叱られなかったと言われました。
舞さんの場合は指導ということで叱り、原さんには世話をして頂いているという敬意から、叱らなかったのかと思いました。



2014年1月30日分

「母親が赤ン坊を殺しても仕方のなかった
時代なんて、悲しいね
母親が赤ン坊を殺したら気違いと呼ばれる今は
平和な時♪」


これは約35年前に歌われました。

「今は平和な時」でしょうか? 

母親と赤ン坊の関係からすると児童虐待が報道されています。
母親と赤ン坊の関係以外でも「平和な時」と言えなくなっている気がします。
先日、奇麗なビルの長いエスカレータに乗っていたら、酎ハイの空き缶を投げ、エスカレータの外側を落ちていく音がしました。私と一緒にいた人が空き缶を投げた青年を悪く思わず、「青年にそんなことをさせる今の社会が悪い」と言いました。ふと、河島英五さんの『てんびんばかり』を思い出しました。
青年が悪いのか社会が悪いのか
「真実はひとつなのか・・・・♪」



2015年4月22日
河島英五さんの『てんびんばかり』
「真実は一つなのか
どこにでも転がっているのかい
一体そんなものが あるんだろうか
何も解らないで僕はいる♪」

と英五さんは唄っていますが、私も英五さんの唄の趣旨はわからず、このブログを書いています。2015年04月22日 の『旅的途上』Vol.13では、たかあき さんから
-------------------------
私、52歳。ただのサラリーマンです。
48歳の誕生日を迎えた時、
「とうとう、英五さんの年を越えてしまった」
「今までは、先輩であり、手本であり、
相談相手であり、教訓であったのに、その人が年下になってしまった。」と、思いました。
でも、目標と言うにはおこがましいですが、
その気持ちは、今だに変わっていません。
-------------------------
というコメントを頂きました。
私は「目標」という意識がありませんでしたので、このようにコメントを頂くとまた新しい気付きがあり、嬉しいです。いつまで経ってもわからないことはわからないかも知れませんが、また、新しい気付きを求めて、ブログを続けたいと思います。
もう2時間ぐらいで、英五さんの誕生日です。英五さん、生誕記念日おめでとうございます!



LIVEてんびんばかりの『てんびんばかり』
https://www.youtube.com/watch?v=loxtE0ugS44
よく聴くとライブでつまったから、
「誤魔化さないでそんな言葉では・・・」が
三回になったのかな?
私はこの『てんびんばかり』をよく聴いていました。

https://www.youtube.com/watch?v=LUQPwFX72rI
社会の子供たちに疑問に思って、歌詞を変えたのでしょうか?

反原発の『てんびんばかり』
https://www.youtube.com/watch?v=pB8FE7FFeyE
唄い方は軽くなっています。
「誤魔化さないでそんな言葉では
僕は満足できないのです」
英五さんが社会の問題に完全に不満に唄っています。

「てんびんばかり」1982年Ver の「原発歌詞」
http://blogs.yahoo.co.jp/sinpaku110/67143803.html
「原子力発電所を
持たなければ
生きてゆけないのだろうか

ゆがんだ草や木や
醜い魚たちに
囲まれて生きてゆくのだろうか♪」

チェルノブイリ原子力発電所事故は1986年なので、この歌詞は1979年3月28日に発生したスリーマイル島原子力発電所事故に受けて、作ったとおもいます。その後、チェルノブイリ原子力発電所事故があっても日本は原子力に電力を頼ってきました。そして、今後もなお頼ろうとしています。


2015年07月19日にいろいろな『てんびんばかり』を書きましたところ、ある方から、『てんびんばかり』の感想を頂きました。
---------- ある方の『てんびんばかり』 ----------
昔の思い出
私は親父が嫌いでした。

中学生の頃、突然大嫌いになりました。
親父は封建的で、我がままで、いつも自分が正しい、
そうゆう考え方の人間でした。
何がきっかけか、突然嫌いになりました。
口も聞きたくなかった。
ちょっとした仕草さえも鼻に付き
そばに行くのも、避けていました。

ちょっと話すと「これは、こうだ。」と言い切る。
私は答えを欲しいのではない、
聞いて欲しいだけなのだ。
どうして、そういい切れるんだ。
その自信はなんなんだ。
なぜ、その答えを押しつけるのだ。

ふと、つけたテレビに、
床にドカっと座った長髪の男が、ギターを弾きながら
と、言うよりもかき鳴らすよう、叫ぶように唄っている。

当時、私はあのねのねが好きでした。
いろんな曲のなかの一つに
青春旅情で「+1」と書かれていた男。
河島英五でした。

どんな歌を歌うんだ?
ギターを持って唄うのは、拓郎、陽水的か?
あのねのねの様なコミック的な歌か?
そんな、考えは吹っ飛び衝撃的でした。

「唄っている内容が今までのものとは全然違う。
  もっと大きなものをうたっている」

その中の一つが「てんびんばかり」でした。

内容は言うまでもないでしょうが、
それは、親父のものとは違いました。
いや、理想の親父のようでした。

自分と同じように悩んでいる。
同じように答えを求めている。
アドバイスをしてくれる。
ヒントをくれる。
こんな大人もいるんだ。

「もう一度聴きたい」
「答えを知りたい」
レコード店に行き、
”ライブてんびんばかり”を見つけました。

何度も、何度も、聴きました。
”ファン”ではなく、
教師・師匠・教祖・親父・先輩・同僚、になりました。

今一度、
「てんびんばかり」をじっくり聞いて見ると
イメージですけど、本筋は変わってなくても、
若い頃は、秤の右側から見ていたが、
今は、左側からみているような、
この歳になって、
何か見方、聞き方、立場が
変わったような気がします。
--------------------------------------------

私はこのようなことを書けないので、感想をブログに載せさせて頂きました。



頂いたコメント
小川清さんの解説
1985年野風増ライブの映像ですね😆 私がこの歌を初めて聴いたのは 故夏目雅子さんが出演していたドラマ「愛見えますか」です。盲目少女役でした。挿入歌で心に響きこれは誰の歌?誰?と思ったのを覚えています(笑)何でもドラマ「積木くずし」にも 故島倉千代子さんが強烈に推薦したようですよ

矢野 雄さんのコメント
昭和54年放送の3年B組 金八先生の中にも、家出した生徒が早朝、街を彷徨ってるシーンでの挿入歌でも流れました。

Re:『てんびんばかり』Vo.1(02/03) 轟 拳一狼さん
こんにちは、たれぱんださん。

この『てんびんばかり』という曲、思えば私が初めて「河島英五」と言う歌手に興味を持った曲かもしれません。
まだ中学ぐらいだったかな。神戸のローカル局「サンテレビ」で、上田正樹さんが司会をしていた音楽番組がありました。そこに英五さんがゲストで出てきました。そのとき確かピアノの弾き語りだったような気がしますが、英五さんが『てんびんばかり』をフルコーラス歌ってました。私はその歌詞に強烈な衝撃を受けました。

私は英五さんのような「熱い子育て」ができるかどうかはわかりません。英五さんのような子育てと言うより、私なりの子育てをしようと思います。
でもこの曲は将来子供にもぜひ聴いてほしいですね。そして自分の頭で考えてほしいですね。白か黒か、善か悪か、そう物事を単純化することが流行のようですが、果たしてそれでいいのでしょうか。

この曲、結局答えを出さないまま終わります。それはそのまま英五さんの悩み・苦しみをあらわすとともに、人間とは悩み苦しむものだという「真実」をあぶりだしている気がします。(2006年02月05日 01時28分44秒)


Re[1]:『てんびんばかり』Vo.1(02/03) @たれぱんだ@さん

こんにちは、轟 拳一狼さん。
コメント書き込みありがとうございます。

>この曲、結局答えを出さないまま終わります。それはそのまま英五さんの悩み・
>苦しみをあらわすとともに、人間とは悩み苦しむものだという
>「真実」をあぶりだしている気がします。

私にとっては、英五さんの多くの唄で、
答えがわからないまま、英五さんがいなくなった状態です。
自分で考えなさいということでしょうが、
これからもっともっと理解していこうと
このブログを始めました。
(2006年02月05日 10時17分49秒)

『てんびんばかり』 Eigo Forever!さん
私は、
河島英五さん他界後のファンの中の1人ですが、
ファンになった理由の内の一つが、
この♪てんびんばかり♪です。

’70年代フォーク・ソングには
世の中の矛盾を歌っている
言わばメッセージ性の強い歌詞が
幾つかありますよね。

’70年代の歌ですが、
21世紀初頭の今聞いても
私には全く違和感がありません!

英五さんの歌(歌詞)には
生きる事(人生)の根本原理を探っているようで
とても興味があります。(2006年07月19日 23時34分14秒)

Re:『てんびんばかり』(02/17)
@たれぱんだ@さん

Eigo Forever!さん、こんにちは

>’70年代の歌ですが、
>21世紀初頭の今聞いても
>私には全く違和感がありません!

結局、70年代の「世の中の矛盾」は、
30年後も矛盾のままということですね。
英五さんが社会問題と考えていたことは
30年後も社会問題ですね。
結局、社会問題と考えている人の方が少ないのでしょうか?(2006年07月20日 19時54分35秒)


Re:『てんびんばかり』Vol.13(01/30) 長七7614 さん

この歌は奥が深いですね、
35年前に英五が感じておもったことは
すごいことなんだとおもいます。
そして、今生きていると同感じただろう、
こういう歌は残さないといけません、
若い人に聞いてもらわないといけません、 (2014年01月30日 20時30分13秒)


Re[1]:『てんびんばかり』Vol.13(01/30) @たれぱんだ@ さん

長七7614さん,お久しぶりです。
英五さんのいろいろな唄が今でも意味があるというのが何かむなしい気もします。
しかし、今、聴いて頂きたい唄でもあります。 (2014年01月30日 21時56分00秒)


こんなのどうですか? たかあき さん
国と国とが歌をうたえば
戦争にならないのだろう、
同じように河島英五を
口ずさんでる若者同士が
肩組み合って♪
(2015年06月26日 23時12分30秒)

Re:こんなのどうですか?(06/26) @たれぱんだ@ さん
たかあきさん
>国と国とが歌をうたえば
> 戦争にならないのだろう、
>同じように河島英五を
> 口ずさんでる若者同士が
> 肩組み合って♪
-----
そうですね。
『人間の祖先』では
「子供たちよ 翼広げて 7つの海をかけめぐれ
愚かさを乗り越えろ ひとつの唄 歌えよ
愚かさを乗り越えろ ひとつの唄 歌えよ」
と英五さんは唄っています。
まずは、日本からですね。
(2015年06月27日 07時12分28秒)

Re:『てんびんばかり』Vol.19(05/14) ニコラス さん

たれぱんださん、こんにちは。

スリーマイルの事故は、私が小学生の頃の事故で、
チェルノブイリの事故は、高校生の頃の事故でした。

そして、2011.3.11の福島での事故。
それぞれ、事故の原因は違うのでしょうが
日本の原子力発電所は大丈夫だろうと
信じていただけに、福島の事故はショックでした。

政治思想的に、保守革新という事で無く
原子力発電所に対しては、胸中複雑な思いです。

原子力発電所事故に対する思いを
ハッキリと歌う河島英五さんは、
とても勇気がありますよね。

尚、てんびんばかりには
幾つものバージョンがあって、
それぞれ、歌詞が微妙に違うんですよね。

歌詞の中には、結構過激な表現もありますが
世の中の矛盾を上手に表現しているように思います。
私の中では、
長髪を振り乱し叫んで歌う
20代の頃の河島英五さんが
とても印象的で好きです!

64歳になられた河島英五さん、
今の日本や世界に向かって
どんな歌を歌うのだろう?

河島英五さん、本当に勇気のある方です! (2016年05月08日 15時08分10秒)

Re[1]:『てんびんばかり』Vol.19(05/14) @たれぱんだ@ さん

ニコラスさん、こんにちは。
>原子力発電所事故に対する思いを
>ハッキリと歌う河島英五さんは、
>とても勇気がありますよね。

「日本の原子力発電所は大丈夫だろう」
と多くの人が思い、地球温暖化対策には必要策と
考えられていたが、
英五さんがあたっていました。
「てんびんばかり」は重たい方に傾くはず、
多数決は多数が勝つということを
当たり前に多くの人が思っていても
英五さんは自分の考えを唄っていたということですね。

>64歳になられた河島英五さん、
>今の日本や世界に向かって
>どんな歌を歌うのだろう?

テロに対してどんな思いなのか、、、、
マイナス金利でも経済大国主義に対してどんな思いなのか、、、
(2016年05月08日 16時44分43秒)


Re:『てんびんばかり』Vol.19(05/14) ニコラス さん

たれぱんださん、
返信ありがとう御座います。

原子力発電所や核兵器、その他権力者に対して
怒りを込めて堂々と反対していたロック歌手に、
忌野清志郎さんがいました。
特に、
原子力発電所反対の歌(サマータイムブルース)を
1988年に歌って物議を醸したのは有名です。
彼もとても勇気ある方でした。

残念ながら、
忌野清志郎さんも2009年5月に他界しました。
とても過激で奇抜に見えましたが、
とても良い人間だったです。
私も彼のファンの中の一人です。

彼の親友で音楽家の坂本龍一さんも、
堂々と原子力発電所に反対しています。
「皆さん、お金より命の方が大切です!」と
堂々とTVで語っていました。

河島英五さんの様なフォーク歌手でなくても
原子力発電所に首をかしげるミュージシャンは、
大勢いるのです。

原子力発電所問題だけでなく、
日本が、世界が、おかしな方向に動かない様に
祈る毎日です。

河島英五さんに無関係な様なコメントで
すみません。 (2016年05月08日 20時03分39秒)

Re[1]:『てんびんばかり』Vol.19(05/14) @たれぱんだ@ さん

ニコラスさん
返信ありがとう御座います。

>河島英五さんの様なフォーク歌手でなくても
>原子力発電所に首をかしげるミュージシャンは、
>大勢いるのです。

反原発の具体的な方々を知りませんでした。
ありがとうございます。 (2016年05月09日 13時56分47秒)


Re:『てんびんばかり』Vol.19(05/14) ニコラス さん

たれぱんださん、
反原発歌手は、もっといますよ。

斉藤和義さんです。
原子力発電所に対して、
♪ずっと、嘘だったんだな♪と
原発安全神話を皮肉っていました。

また、3~4年前のNHK紅白歌合戦で
彼が弾いていたギターのストラップに
英語で【nuke is over】と書かれていました。
日本語に翻訳すると【原子力は終わる】ですね。

坂本龍一さんも、
NHKで放映された音楽番組で
キーボードを弾きながら、
英語で【no nukes more trees】と書かれた
大きな黒い旗を振り回して演奏していました。
日本語に翻訳すると、
【原子力は要らない、もっと樹木を】ですね。

保守系の政治家でも、
小泉純一郎元首相と、細川護煕元首相が、
TVのニュースで、
原子力発電所ゼロを目指す
と発言していました。

福島の事故以来、
政治思想的に保守系・革新系という事でなく、
原子力発電所事故を快く思わない人々は
確実に増えた気がします。 (2016年05月10日 01時32分09秒)


Re[1]:『てんびんばかり』Vol.19(05/14) @たれぱんだ@ さん

ニコラスさん、こんにちは
>福島の事故以来、
>政治思想的に保守系・革新系という事でなく、
>原子力発電所事故を快く思わない人々は
>確実に増えた気がします。

そうですね。
地球温暖化やコスト削減などのために原子力発電所は
必要と考えられる点はありますが、
それらと事故リスクとてんびんにかけ、
国民投票してもいいかもしれません。
選挙では公約が多すぎて、
良い公約、悪い公約が混合されて、
本当の国民の意見が反映されないと思います。
安全保障もそうかな?
ただ、どれも決めにくいですが、、、、、、、、、、
(2016年05月11日 10時18分51秒)


Re:『てんびんばかり』Vol.27(08/16) 北千住の元不良 さん

俺も河島英五の音楽には勇気付けられている内の一人だ。てんびんばかりは世の中の矛盾を鋭くえぐり上手く描いている。いかにも人間くさくて俺も大好きな曲だ。戦争支持と平和支持をてんびんばかりにかけたらきっと平和が良いと大多数の人々が平和を支持して、てんびんばかりは平和に傾くハズなのに、何故戦争は無くならないかって言う事だろ。愛と平和を歌うヤツらは河島英五以外にも山ほどいるぜ!正直愛と平和を口にする事は容易いぜ簡単だ。けど実際この世で実行するとなれば殆どお伽話じゃないか?原子力発電問題だって同じだろ。俺も原子力発電事故なんてまっぴらゴメンだぜ。けど原子力発電反対なんて言っているだけで実際何も出来ないだろ。英五も清志郎も尾崎も斉藤和義も坂本龍一もみんな原子力発電反対だし上手いこと歌っている。ヤツらはの音楽にも勇気付けられている俺だ。いい言葉があるぜ。人間喜劇さその通りだろうよ、だけど何がこうさせるのかわからないよ、愛憎の渦だよ窮屈になるだけ、だけど誰が止めると言うの?祈るしかない生き物よ。きっとフランスの文豪バルザックの人間喜劇を歌っているのだろうよ。けど人間喜劇そのものだよな。この世に楽園や極楽なんて無いぜ。俺は宗教家じゃ無い。でもダライラマは言っていた、少しずつだが世界は良い方向に向かっているってよ。確かに広島長崎以降核攻撃だけは無いよな。何故戦争が起きるのかのメカニズムを解く事が一番大事だな。このブログはかなりのアクセス数を誇っている。けっこう良いことも書いてあるし、もっとみんなのコメントが欲しいよな。じゃあまたな。 (2016年08月17日 13時41分56秒)

Re[1]:『てんびんばかり』Vol.27(08/16) @たれぱんだ@ さん

北千住の元不良さん
>もっとみんなのコメントが欲しいよな
ありがとうございます。

確かに、言われてみれば、『戦争』とか『原発』は傾いているのかもしれませんが、てんびんにかけるとふらついているのかもしれません。
(2016年08月18日 09時12分47秒)


Re:『てんびんばかり』Vol.27(08/16) 足立区連合 さん

パンダさんよ。確かに世の中酷えのは良くわかるぜ。だけども日本なんてまだまだマシな方だな。河島英五の旅した国々の文化や国民の生活状況現状を調べたり、出来たら実際に自分自身で河島英五が旅した国々に行って自分自身の目でそれら全てを確かめるのが一番だよな。それと河島英五の音楽のルーツやモチーフとなったモノは何かなんて調べてみると、けっこう面白いぜ。十人十色で河島英五のファンの数だけ真実もあるんじゃないの? (2016年08月20日 02時51分20秒)

Re[1]:『てんびんばかり』Vol.27(08/16) @たれぱんだ@ さん

足立区連合さん
>十人十色で河島英五のファンの数だけ真実もあるんじゃないの?

これは私がブログを書き始めた11年前から皆さん言っています。その通りです。 (2016年08月20日 21時59分24秒)

Re:『てんびんばかり』Vol.27(08/16) 蒋介石と毛沢東 さん

たれぱんださん、
もしこの歌『てんびんばかり』を
英訳・英文解説するときには、
『誤った平等なんておかしい、
誤った平等なんて間違えている、狂っている。
まるで壊れて動かない天秤測りのようだ。
壊れてた天秤で測るなんて狂っている。』
という感じで英訳するのはどうでしょうか? (2016年09月03日 14時05分39秒)


Re[1]:『てんびんばかり』Vol.27(08/16) @たれぱんだ@ さん

蒋介石と毛沢東さん
-----
ありがとうございます。採用させて頂きます。 (2016年09月03日 18時07分31秒)


Re:『てんびんばかり』Vol.15(11/20) アンチ政治・宗教・経済 さん

たれぱんださんが望む平和とはどのような世の中でしょうか?過去にこの世界でもそのような平和な時代は存在したのでしょうか? (2016年09月28日 00時58分34秒)
返事を書く



Re[1]:『てんびんばかり』Vol.15(11/20) たれぱんだ さん

アンチ政治・宗教・経済さん
>たれぱんださんが望む平和とはどのような世の中でしょうか?

単純に、争い、戦争がない状態です。それは家庭、会社、学校、地域、日本、世界全てです。

>過去にこの世界でもそのような平和な時代は存在したのでしょうか?
私は戦争がない時代を知りません。歴史を調べれば、平和な時代があったかもしれません。最低でも私の家庭では平和があります。
----- (2016年09月28日 14時50分35秒)
返事を書く



Re[1]:『てんびんばかり』Vol.15(11/20) たれぱんだ さん

アンチ政治・宗教・経済さん
>過去にこの世界でもそのような平和な時代は存在したのでしょうか?

『人間の祖先』のフルバージョンを聴きますと祖先が囲いを作る前は『平和』だったように感じます。 (2016年09月28日 15時06分40秒)
返事を書く



Re[3]:『てんびんばかり』Vol.15(11/20) アンチ政治・宗教・経済 さん

たれぱんださん
や、河島英五さんの言うように、
戦争、争い、饑餓、貧富の差なんて
無いのが一番良いですね。

人間の祖先で河島英五さんが訴えたい
メッセージも良く分かります。

しかし、
人間に限らず、あらゆる動物たちは、
皆、必死で生きようとしています。
弱肉強食と言う理不尽な部分もあります。

人間だって、古代・原始より、
生きてゆく為に奪い合いや
自己防衛だってあったハズですね。

決して、
大昔は囲いも無く平和で
皆が仲良しだった訳ではありません。

きっと大昔の人類は
知恵も無く、必死で生きようと
野生の本能剥き出しで
殺し合いなどもあった事でしょうね。

したがって、
人間の祖先が囲いを作ったのは
欲の為ではなく、
自分や家族や仲間たちを
危険から守る為の囲い
ではなかったのでしょうか?

囲いを作って
危険から身を守らなければ
やるか・やられるか、の
酷い状況だったでしょう。

河島英五さんが
愛や平和を訴えているのは
良く分かります。

もし、国や宗教などが無かったなら
紛争・戦争・争いも無かった
かもしれないと言う事ですよね?

しかし、囲い云々の下りは
一寸おかしな表現方法ですね?

人間を含めて動物たちは
ある日を境に
急に欲が出た訳ではありません。

皆、生きようと必死だったと
私は思いました。

ただ、やり過ぎの過剰防衛も
周囲から見れば
驚異的かもしれないですよね。

過ぎたるは及ばざるが如し。
何事もやり過ぎは良くないですね。

いずれにしても、
大昔も現在も
皆、必死で今日を生きています。
戦争争いは嫌ですが、
言い訳先行で、甘ったれずに、
もっと強く生きなければ!


>『人間の祖先』のフルバージョンを聴きますと祖先が囲いを作る前は『平和』だったように感じます。 (2016年09月28日 17時15分47秒)


Re[4]:『てんびんばかり』Vol.15(11/20) たれぱんだ さん
アンチ政治・宗教・経済さん
>いずれにしても、
>大昔も現在も
>皆、必死で今日を生きています。
>戦争争いは嫌ですが、
>言い訳先行で、甘ったれずに、
>もっと強く生きなければ!

もっと強く生きましょう! (2016年09月28日 19時17分33秒)


Re:『てんびんばかり』Vol.15(11/20) 平和って一体何だよ さん

たれぱんださんのファミリーには
平和や幸せがあるようで
生きていくうえでも
それが何よりも素晴らしい事ですよね!

かつて
たれぱんださんが
自由とは分かるようで分からない、
自由とは難しいと言った事をブログ本文中に
書いてありますね?

私が思うに
自由以上に平和って難しくありませんか?

図書館の書籍やインターネットで調べる限り、
人間同士の争いや、残忍な事件や出来事や
差別偏見が無かった時代などは、
やはり見当たりませんね。

我が国に於いても、
いわゆる江戸時代には、
平安時代程の戦乱・饑餓・疫病等は
無かったようで、
その意味では平和だったようですが、

だからといって、庶民の暮らしは
決して楽なものでも無かったようですね。

江戸時代にだって、
様々な労働階級的な身分制度がありながらも、
元禄のように栄えたような時代もあれば
幕末のような変革期だってあったようです。

明治維新以降も、日清戦争・日露戦争があり、
落ち着いたかに見えた大正時代には大震災、
昭和初期には大恐慌、世界を敵に回した
戦争、敗戦後の混乱期もありました。

明治維新以降だって、
近年と比べたら、果てし無く
生きづらい時代だった事は明白です。
あらゆる意味で、平和とは程遠いですね。

どうにも、
我が国の人々が一番多幸感を得られた
時代が、昭和中期~末期~平成初期の
戦後復興期~高度成長期~安定成長期~バブル期
と言った意見が多いようです。

しかし、
この期間にだって残忍な事件や
政治的なイデオロギーの対立や混乱は起きているし
家庭内のトラブルや、会社内での問題、
教育現場にも様々な問題も起きていますね。
戦争が無くとも、平和とは言い難く、

きっと、河島英五さんは
そのような事を含めて、
平和の難しさを
訴えているのではないでしょうか?

因みに、有史以前の
縄文時代・弥生時代にも、
やはり、人々の争いはあったようです。

更にさかのぼり、
原始の時代にさえ、
ホモサピエンスと他の類人猿との
諍いや争いもあったようで、
最終的に生き延びられたのが
ホモサピエンスらしいですね。

河島英五さんのフォークユニット
ホモサピエンスもそんなところから
ネーミングしたのでしょうか?

故に、
人間の祖先が囲いを作る以前は
平和だったと言う例えは、
河島英五さんの希望的観測であり、
平和を願う河島英五さんの
抽象的な例えだったのではと
私は推測していますね。

従って、囲いが国や宗教を生み出し
その囲いが原因で
世界中が混乱して、争いが起きたとは
一寸考え辛いですね。

ましてや、
人間の欲が原因で
囲いが出来て、
貧富の差や、階級的な身分の差が
出来たなど、とても考え辛いです。

当然の事ながら、
囲いが出来る以前から、
争い・混乱があった事は明白であり、

囲いが出来る以前の人々は皆、
仲良く平和に暮らしていた訳では無いでしょう。

有史以前より、
人間外の動物たちにも
弱肉強食や、

同じ動物同士でも
テリトリー(縄張り)や、
序列化されている部分もあり、

同じ動物同士の殺し合いだって
あった訳ですよ。

もちろん、多くの人間たちは
平和を望んでいるでしょう。
戦争、混乱、饑餓、格差、残忍な事件など
望んでいる人間はあまりいないですよね。

自由以上に平和も難しく感じます。
きっと、
河島英五さんも平和は難しいなと
感じていた事でしょう。
と、私は思います。 (2016年09月30日 09時57分22秒)
返事を書く



Re[1]:『てんびんばかり』Vol.15(11/20) たれぱんだ さん

平和って一体何だよさん
>私が思うに
>自由以上に平和って難しくありませんか?

私にとってはどちらも難しいです。 (2016年09月30日 11時45分22秒)


Re:『てんびんばかり』Vol.27(08/16) 風雲児レッサーパンダ さん

自分が泣かなきゃならなくなると
誰かに責任を取れと言う
一時幸せを掴んだら
見せびらかして喜んで

全くその通り、
人間なんて、そんなモノだ。

「てんびんばかり」歌って
ウン十年経ったから
どうのこうのじゃネエんダヨナ!?

河島英五は人間の本質的な部分、
どうしようも無く普遍的で壮大なテーマを
歌っているから良いんダヨナ!?

河島英五の歌のテーマは
本当に壮大で普遍的!
だから、河島英五の歌は、
いつの時代でも通用するんだろ!?

いつになっても
世の中、進歩が無いなんて
弱虫の言うような
くだらない理屈じゃ無いんだよ!

そうだろ、みんな!?
みんなは、どうだい!?

常に、たれぱんだの上を行く
普遍的レッサーパンダより。 (2016年10月05日 20時10分49秒)


Re:『てんびんばかり』Vol.27(08/16) 風雲児レッサーパンダ さん

何処かで泣いてる人がいれば、
可哀想にと涙して
何処かで笑ってる奴がいれば、
面白く無いぜと嫉んでる

「てんびんばかり」は
俺の事を、
アンタの事をを、
世の中の事を、
世界の事を、
皆の事を・・・・
歌っているね!

人間の本質を見事に捉えた
壮大なスケールの
本当に素晴らしい歌だ!

この「てんびんばかり」の歌詞は
複数バージョンあるスタジオ録音
更にライブバージョン等、
歌われた時代によって
歌詞が異なる。

やはり1970年代の初期バージョンが
一番心に響くよな!

我が国、日本には、
「表現の自由」と言う素晴らしい
ルールがあるのに、

一部の人々は、過剰反応して、
身体的差別助長等とか言って、
拡大解釈されている。

例えば、
「キ**イ」(精神疾患)
「メ*ラ」(盲目・視力が弱い)
「ツ*ボ」(聴覚障害・耳が不自由)
「ビ**コ」「チ*バ」(足が不自由)
「カ*ワ」(身体障害)

河島英五の「てんびんばかり」では
母親が赤ん坊を殺す場面で「キ**イ」が

井上陽水の「自己嫌悪」では
「メ*ラ」が

矢野顕子の「在広東少年」では
「ツ*ボ」が

それぞれ、身体的差別助長的な言葉とされ、
CD等への収録が困難になった模様。

河島英五も、井上陽水も、矢野顕子も
皆アーティスト・ミュージシャンである。
決して、差別助長等していないであろう事は
明白ではなかろうかと、俺は思う。

表現の自由は大切だと思う。 (2016年10月06日 15時42分21秒)

Re[1]:『てんびんばかり』Vol.27(08/16) @たれぱんだ@ さん

風雲児レッサーパンダさん
>身体的差別助長的な言葉とされ、
>CD等への収録が困難になった模様。

>河島英五も、井上陽水も、矢野顕子も
>皆アーティスト・ミュージシャンである。
>決して、差別助長等していないであろう事は
>明白ではなかろうかと、俺は思う。

>表現の自由は大切だと思う。
-----
私も表現の自由で、元の歌詞を無くす、隠すという手法は納得出来なかったですが、今はまた元のままに戻って表現されているものもあります。何かほっとします。
(2016年10月07日 04時48分06秒)

Re:『てんびんばかり』(07/26) たかあき さん
英五さんは「偉くなっても叱らなかった」

と、ありますが、
私は英五さんは”偉い”と自覚しなかった
のではないかと思う。

私も還暦を超えましたが、
今でも心の中では青春真っ只中。
と、言うよりも
まだ、大人としての自覚がありません。

それと同じではないかな?

(2023年07月30日 14時58分21秒)

Re[1]:『てんびんばかり』(07/26) @たれぱんだ@ さん
たかあきさんへ

河島英五さんは父親になっても
「お父さんは偉い」と思わなかったのかな。 (2023年07月30日 18時06分55秒)




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